ずんぐりむくり園

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今こそ 漫画「魁!!男塾」を読むべき時です

 

 

押忍

 

むくりです。


今日は「魁!!漢塾」という漫画を紹介します。


こちらは漫画の他にもアニメ版、実写版とありますが
やはり最初の漫画版が一番です。

 

 

ちょっと古い漫画ですけど、今でも全然通用するし面白いです。

個人的に生涯ベスト級に好きな漫画です。

 

 

お約束的な「キター!!」みたいな感じもあるし、読んでいて目頭が

熱くなるような展開もあったりと浅いようで何度も読み返せる深い作品です。 

 

あらすじ

 

全国から行き場のなくなった不良少年達を集め

過激なスパルタ教育を施す男塾。

そこに籍を置く塾生達の根性や友情、死闘を描く物語。

初期は軍国主義テイストのギャグ漫画であったが

途中から上級生との決闘、ライバル学校との抗争、

闇の世界で繰り広げられる格闘トーナメントなど、バトル中心の展開へと

シフトして全34巻という長丁場の人気漫画となった。

 

wikipedia より

 

 

というように既に連載は終わってしまっていますが

今だに強烈なインパクトを与え続けている作品なんですよね。

 

続編も出ているので正確には終わってはいないのかもしれませんが

やはり最初の男塾「魁」がとにかく最高すぎてねぇ… 別格です。

 

 

「極」とか 

 

「暁」とか

 

「極」も「暁」も面白いんですが

 

 

やっぱ初代の「魁」ですよ!!

 

 

 

ただ、後々にクロスオーバーしていくので

どちらも読んでおいて損はないんですけどね。

 

 

ちなみに、こんな作品までありますw

 

 

また「魁!!男塾」のスピンオフ作品は今でも出ていますので

「魁」は人気のある作品なんだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

とにかく出てくるキャラクターが濃いので

スピンオフ作品が出ても余裕で主役を張れるというw

 

 

この2号生の赤石先輩、伊達臣人、3号生の邪鬼先輩(いや邪鬼様)

作中でも屈指のかっこよさです。 

 

魁男塾には

他にもスピンオフ出来るよなぁって個性溢れる

キャラクターがたくさんいます。

 

「昨日の敵は今日の友」みたいな感じで仲間も

どんどん増えていきます。

 

しかも、使い捨てのキャラクターがあんまりいないのも凄い。

全員に見せ場もあるんですよ。

 

そういえばいたよなぁって、キャラが急に出てきて見せ場を作ったり

作者がすごくキャラを大事にしている事が読んでいて分かります。

 

 

黄金期ジャンプの柱 

 

この漫画は黄金期のジャンプ作品の一つなんですよね。

それなので伝説のゲーム「ファミコンジャンプ2」でも
この通り名だたる強豪の中に、主人公の剣桃太郎がいます。

 「魁!!男塾」は黄金期のジャンプを支えたスゲェ漫画なんですよ!

 

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 最強の7人の中の1一人です。

 このジャケだと、桃さん…あんまりかっこうよくないな…

 


とにかく主人公の桃さんカッコイイんですよ。

普段は物静かでクールなんだけど、仲間想いで

実は熱い男なんんですよね。しかも強すぎる。

男が憧れる男ですよ。 

 

 「男塾に死という文字はあっても敗北という文字はない!」

 という名言もあります。

 

どの回で言ったかは忘れちゃいましたが、カッコよすぎ。

 

男塾ismを体現しているキャラクターです。

 

 

スパルタ男塾

 

で、その全寮制の男塾なんですけど

ぼくだったら1週間持たないで逃げ出すであろう

厳しい所なんですよねw

 

スパルタってレベルじゃないw

生死に関わるレベルw

 

例えば男塾の特別授業で「直進行軍」ってのがあるんですが

棒を倒して倒れた先に向かって真っ直ぐ歩くってものです。

 

真っ直ぐ歩くのはいいけど前に障害物があっても関係なしに前進です。

前方に家とかあったら家の壁を壊してでも進む、ぶっ飛び過ぎだろw

 

他にも「油風呂」とか「魍魎サバイバル」とか

男塾の特別授業はこんなのばっかりですw

 

しかも加えてシゴきのハンパない鬼教官だったり

恐ろしい先輩達がいますからねぇ…

 

しかもこの先輩達が普通じゃなく拳法に精通していたり奥義継承者だったりする

方々が何人もいるんですよ!

 

 

とにかく今だと色々と問題になりそうな漫画ですw

 

 

前半は男塾での学園ライフもの、後半に行くと他校とのチーム戦とか

いわゆるバトルものになっていくのですが、どちらも面白いです。

 

民明書房の存在

 

あと作中で新しい武器や拳法が出てきた時など横に解説の文章が入ります。

民明書房」という所の出版社が出した本からの引用みたいなんですが

この「民明書房」は作者の作り出した架空の出版社w

 

ゴルフについてです。

 

「纏ガイ狙振弾(てんがいそしんだん)」

棍法術最強の流派として名高いチャク家流に伝わる最大奥義。

「この技の創始者 宋家二代 呉 竜府(ご りゅうふ)
 正確無比の打球で敵をことごとく倒したという。

 この現代でいうゴルフスイングにも酷似した打撃法は
 運動力学的観点からいっても弾の飛距離・威力・正確さを
 得るために最も効果的であることが証明されている。

 ちなみにゴルフは英国発祥というのが定説であったが 
 最近では前出の創始者 呉 竜府の名前でもわかるとおり 
 中国がその起源であるという説が支配的である。」

               民明書房刊「スポーツ起源異聞」より

 

 

これ、信じちゃうよね?w

すごい、それっぽいじゃん!!

実際に集英社に問い合わせた人もいたとか。

作者の遊び心すごいですよね。

この民明書房の解説だけでも本編とは別の楽しみがあります。

 

 

民明書房の解説を集めた本も出てます!絶版ですが。 

 

 

 

今こそ男塾を読むべき!!

 

 

魁!!男塾」は

今の時代にはない突き抜けた面白さがあるのでオススメです。

 

 

ぼくも、ここぞ!って勝負の時に本棚から引っ張り出しては

読んで力をもらっています。

 

ただ、油断すると止まらないで全巻読むハメ

になるので注意ですw